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タレントモビリティを高める時代-4 タレントモビリティ(人材の流動性)に備える③アジャイルなチーム運営

更新日:2023年11月8日

トランジション・デザイナーの吉田です。


今年の1月から書き始めた、『タレントモビリティを高める時代』シリーズ。途中、IPAさんの調査案件でアップアップになってしまい、全くブログを執筆する時間を作れずにいるうちに、すでに5月になってしまっており・・・・とほほ。


連載記事として読んでくださっていたみなさんには、本当に申し訳ありません。


これまでの記事の一覧は、以下となります:


そして、今回の記事が、シリーズの最終回(ようやく・・)となります。


アジャイルなチーム運営とは

「アジャイル」という言葉は、どのくらい一般的になっているのでしょう?私の周りでは、かなり頻繁に聞かれる言葉なのですが、もしかすると業界や職種によっては、まだ耳慣れない、あるいは、よく聞くけれども本質的なことはよくわからない言葉かもしれません。


英単語のアジャイル(Agile)は、機敏なとか、俊敏なという意味の形容詞です。

ソフトウェア開発においては、アジャイル開発と呼ばれる手法があり、そこから徐々にソフトウェア開発以外の分野においても、使われる言葉となってきました。


世の中の変化のスピードがどんどん早くなってきている現代社会においては、顧客の要求も相応のスピードで変化します。つまり、受注後、計画をしっかり立てて、計画通りに職務を遂行したのでは、その要求の変化に適応できないことが発生するわけです。

変化に俊敏に適応するためには、適切な権限をフロントラインのチームに与え、少しずつ計画を調整しながら、変化を吸収していくことが求められます。

この様な、変化に対して適応的にチームを運営することを、ここではアジャイルなチーム運営と呼びたいと思います。


タレントモビリティとアジャイルなチーム運営

そもそも、タレントモビリティがなぜ重要かといえば、成長意欲のある社員に多様な経験ができる環境を提供すると同時に、さまざまな社員の能力を、柔軟に活かせる環境を準備することが、顧客に高い価値を提供していくために必要になっているからです。


チームマネジメントをアジャイルに行っていくためには、短期の計画をチームで立てることと、その計画実施内で経験したことをしっかり振り返り、経験学習のサイクルを回していくことが求められます。なぜならば、変化の早い状況で、長期的なことを予測することは難しいですし、短期の計画内でもさまざまな状況が起きてきます。その経験から学習し、小さな改善を繰り返していく、それにより、外部環境の変化、顧客要求の変化に対応しうるチーム活動が可能になるのです。


タレントモビリティとアジャイルなチーム運営の共通項は、ここにあります。


つまり、ビジネスである以上、顧客に高い価値を提供することが、最優先事項になりますが、そのためには、能動的で意欲のあるチーム、そして、多様な知見を持ったメンバーが必要になります。加えて、変化に適応するアジャイルチームマネジメントによって、チームが経験から学習し、常に成長実感を持ち続けていくことが重要になるのです。


まとめ

DXの時代。これまで不可能と思われてきたこともテクノロジーの活用によって可能になることは非常に多くあります。

しかし、その環境下で働く私たちの前提を変えていかなければ、あちこちで起きてきている変化に振り回されてしまう時代にすでに入ってきていると言えるのではないでしょうか。


では具体的にどこから手をつければ良いのか・・と言えば、


  1. アジャイルなチーム運営を取り入れること(経験主義的マネジメント)

  2. 活動から生まれる情報を誰もが活用できるよう、情報設計すること(情報の分類と構造化)

  3. 自律的キャリア形成の支援をすること(キャリアと学習の設計)


という3つを開始することだと考えます。

それにより、さまざまな能力、「タレント」が活躍できる場が増え、結果的に、タレントモビリティは実現していくのだと思います。


皆さんの組織では、どこから準備を開始しますか?

どの準備がすでに整っているでしょうか?



 

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