新しい時代への組織変容を促す
アダプティブ・リーダーシップ

知識の有無や技術的な可否ではなく、自分自身のものの見方を変えたり、周囲との関係性が変わらなければ解決できない課題を、ハーバード・ケネディスクールのロナルド・A・ハイフェッツ教授は、「適応課題(Adaptive Challenge)」と名づけました。
私たちの周りには、多くの適応課題があります。適応課題に主体的に取り組み、解決へ導いていく力には、自己認識力の向上と、難しい対話を乗り越えるコミュニケーションの力が欠かせません。
本ワークショップでは、適応課題に取り組むリーダーに必要不可欠な能力、スキルを、最短で身につける効果的なプロセスをご提供します。
サービスの提供プロセス
stage 1
ステークホルダーとコミュニケーションパスの確認
自分と自チームの活動を形成しているステークホルダーを、ステークホルダーマップを活用して見える化します。どのようなコミュニケーションが発生していて、どのような課題を認識しているかを確認しあいます。
stage 2
EQアセスメント SEI受検とポジティブチェンジを促すEQ開発
シックスセカンズ社のEQ(感情知能)アセスメント SEIを受検していただき、自分自身のリアクションの傾向、思考や行動のパターンを把握します。また、より望ましい行動を自ら選択する力を身につけます。
stage 3
難しい対話を乗り切るコミュニケーションの技術
クリティカルシンキングのツールTOCfEのクラウドを活用し、適応課題を分析し、共感力を活用しながら難しい対話を乗り切る思考力と対話力を身につけます。
stage 4
ゴールへの道のり
適応課題解決に向けて、ステークホルダーと共にゴールへの道のりを描くプロセスを、クリティカルシンキングのツールTOCfEのアンビシャス・ターゲット・ツリー(ATT)を活用して学習します。
サービス導入の効果
01
自分自身の無自覚な行動パターンが、課題解決を困難にしている一要因であることがわかるようになります。どのようなシーンで自分のパターンが表れるかを認知できるようになることで、望ましい行動選択が可能になり、肩書きではないリーダーシップを発揮できるようになります。
02
表層的に見えている問題の根底にある本質的な課題を浮き上がらせるプロセスを手に入れることができ、またその解決に向けて、共感力を持って相手の立場から物事を見ながら対話する力を身につけられます。
03
グローバルに認められているEQアセスメントとクリティカルシンキングのツールを活用することで、感情と思考の両面を圧倒的なスピードで能力開発することができます。それにより、チームに心理的安全性も生み出すことができます。
よくある質問
Q
ワークショップの参加人数は何名ぐらいが適切でしょうか?
A
基本的には、5名〜10名程度が適している参加者数です。ご要望に応じて、ファシリテータの数を増やすなど、アレンジは可能ですので、ご相談ください。
Q
特に大きな問題があるというわけではないのですが、部門間のコミュニケーションがなかなか取りにくいと感じています。この程度の課題感でもワークショップの効果はあるのでしょうか?
A
まさに、適応課題は、「なんとなくコミュニケーションが難しい」と感じたり、「なぜ、自分のチームメンバーは必要な人と進んでコミュニケーションを取らないのだろう」「自分が会話をアレンジしなくても自ら動いてほしい」というメンバーに対する課題感の根底に存在しているものと言えます。本ワークショップにご参加いただくことで、顕在化していない本質的な課題が見えてきて、解決に向けた対話を開始することができるでしょう。
Q
アダプティブ・リーダ ーシップには、なぜEQ検査が必要なのですか?
A
適応を要する変革には、精神的な要素が関係してきます。そもそも、変革とは、人を慣れた場所からなじみのない場所に動かそうとする行為です。その時、自分と他者の感情、つまり頭だけでなく、気持ちや心に働きかけて、新しい環境への恐れや、居心地の悪さを乗り越える力、感情をリードする力が不可欠です。それにより、目的とつながり続けながら、周囲の人々をまとめ上げていくリーダーシップが開発されます。
お客様インタビュー
KDDI株式会社様

Hyper-collaborationでは去る6月、弊社のパートナー企業であるGraat社のお客さまである、KDDI au PAYチーム・スクラムマスターのみなさんへシックスセカンズ社のEQ検査を活用したアダプティブリーダーシップ・ワークショップをご提供する機会をいただきました。
ワークショップ終了後、ご参加いただいた方々の中から3名の方にインタビューをさせていただくこと ができましたので、その様子をお届けいたします。
柴田さん、藤木さん、北脇さん