Hyper-collaboration 吉田です。
今日は、我々、Hyper-collaborationの事業開始日です。
ずいぶん長く、この日を待っていたようにも感じられますし、あっという間に10月1日を迎えたようにも感じます。
私たちが社名をHyper-collaborationと名付けたのは、誰もが幸せを実感できる社会の実現には、今まで私たちが経験してきたような協働を遥かに超えた、領域、スピード、連携が必要だと考えているからです。
それには、テクノロジーの活用が不可欠ですし、同時に、人と人との関係性、個人個人のあり方、考え方自体の変革も必要となってきます。
私自身は、ITコンサルティングの会社からキャリアをスタートし、長年、日本企業や外資系企業内のシステム開発に携わってきました。仕事は、学びに満ちていましたし、とても刺激的で、楽しかったですが、どんなに働いても、ユーザーの仕事が楽になっていくことが無いのです。むしろ、ユーザーの忙しさは、テクノロジー活用が進めば進むほど加速しているようにも見えました。
ITシステムは、人を幸せにできないのはなぜだろうか?
そんな議論を仲間としたのを覚えています。
その後、組織開発、人財開発の会社を立ち上げ、丸7年、様々な組織変革のプロジェクトを行ってきました。
そして、両方の領域は、エンタープライズの運営において、車輪の両輪であることを改めて認知し、それがHyper-collaborationの創業につながりました。
この複雑で変化のスピードが早い社会の中で、どこかの1社が、あるいは、誰か特別な人が、社会のありようを大きく変えるということはなく、逆に、私たち誰もが、その目的に向かっていくために、もっと柔軟に、もっと広く、お互いをリスペクトする中で活動を続けていくことによってのみ、私たちが住みやすい社会、働く喜びを感じる社会が実現していくのだと、私は考えています。
同じことが、1つの企業内においても言えます。
どこかの部署のスーパー社員が、会社全体を変革できるわけではなく、部門間、経営と現場、そして社内のメンバーと社外の様々なパートナーとが、今までとは異なる次元で連携しなければ、複雑に絡みあった問題を解決しながら、組織を次のステージにあげていくことはできません。
テクノロジーと情報は、そのような活動を支えるプラットフォームに必要不可欠であり、逆から言えば、そのような活動を支援できるようデザインされなければなりません。
2020年10月1日。この日が、私たちの新たな挑戦の始まりの日ですし、多くの方々とのエキサイティングなコラボレーションが始まる日でもあります。
実際、Hyper-collaborationの創業自体も、様々な方の考えられないような連携とスピードによって実現し、コラボレーションの力を実感しました。創業に際してご支援くださった皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。
そして、まだ出会えていない方々も含めて、どうぞよろしくお願いします。
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