トランジションデザイナーの吉田裕美子です。
いよいよ2023年も終わりに近づいてきました。コロナ禍を乗り越えてきた私たちのビジネス環境は、この3年で大きく変化しました。そして、世界情勢、気候変動の影響を受け続け、どの組織も、そして私たち自身も変化を余儀なくされているタイミングでもあると思います。
あなたにとって2023年はどのような1年だったでしょうか?
また、2024年はどのような1年にしていきたいですか?
Hyper-collaborationでは、EQ(感情知能)を測るアセスメントとして、シックスセカンズ社 SEIの受検とデブリーフィングをご提供しています。
また、Hyper-collaborationでは、EQアセッサーの育成と、EQリーダーの能力開発に開業当初から取り組み、さまざまな成果を生み出してきました。
(事例)
自社内でも、私を含む全メンバーがEQ検査 SEIを周期的に受検し、自分自身の現状と、ゴールやビジョンを描くセッションを繰り返しています。
このようなプロセスを経て、私たちは、周期的に自分のEQの能力を測ることが、自分自身と、その周りにいる人たちの未来を良い方向に変えていく大切なステップであることを、この3年で確認してきました。
SEIは、この複雑な時代にマッチしたリーダーシップを発揮し、より良い方向に自分自身、そしてチームを導いていくために何が必要なのかを見出す、非常にパワフルな内省と気づき、そして能力開発のツールと言えます。
より多くの方にSEIのパワーを実感いただきたいと思い、この年末年始に初めての30%割引キャンペーンを実施致します。2023年の振り返り、2024年のスタートに、SEIをぜひ、ご活用いただき、2024年を皆さんの飛躍の年としていただきたいと思います。
そして、今日より3回に渡り、SEI受検がどのように皆さんの活動にインパクトを与えるのかをお伝えするブログを書いていきます。
今日は、その1回目です。
あなたの目、耳、感覚が察知している情報を行動に活かしていくには
これを読んでくださっている皆さんは、これまでの人生において、非常に多くの経験をされ、また多くを学習してこられている方々ばかりだと思います。
私たちは、生まれてこの方、勤勉に勉強すること、努力を怠らないこと、新しい学びを得ることが成功への道であるとずっと教えられてきました。それ自体は、何ら間違いはないでしょう。
一方で、ものすごく成績が良く、良い大学を卒業していて、誰からも頭が良いと評価される人が全員「成功している」のか?と問われると、そうでも無いことに気づかれるのでは無いでしょうか?
なぜ、人は、知識をたくさん持っていたり、いろいろなことを知っているだけでは、成功する・・もう少し異なる表現をするならば幸せになるとは限らないのでしょうか?
そこには、私たちがどのように行動を選択しているのかということが関連してきます。
どんなにテクノロジーが進化したとしても、私たちの活動は、自分という人間と外界との相互作用によって成り立っていることに変わりはありません。
では、あなた自身は、外界で起きていることをどのように観察し、どう認知しているでしょうか?
その情報を元に、どのように考え、判断しますか?
そこに何らかのパターンはあるでしょうか?
あなたの選択の拠り所となっているものはなんでしょうか?
私たち人間は、外界で起きていることからさまざまな刺激を受け、何らかの反応を返します。この反応は、反射的で、自動的に起きるものが多く、ゆっくり考えて判断する量はとても少ないことが脳科学の世界で明らかになってきています。
自覚的であろうとなかろうと、私たちは外界の動きを察知する力を持っていますが、その観察、感知をどのように認識したかによって、周囲の期待や、関係性、あるいは行動のタイミングがマッチしたり、ずれたりするわけです。
ここが難しい点なので、もう少し噛み砕いてみます。
私たちは周りの状況を目や耳のみならず、雰囲気を察知する力(脳の機能、ミラーニューロン等)などでキャッチし、その状況に対処する力を持っています。これらは、人間のより動物的な能力とも言え、野生の世界で生存していくためにも必要だった脳の機能でもあります。
何となく不機嫌な上司が会議室に入ってくると、ちょっとした緊張感や不安な気持ちが湧いてくる人は多いでしょう。今までワイワイとおしゃべりしていたのに、急に部屋がシーンとなる、口をひらくのも少し抵抗感が生まれる・・・こうした反応も私たちの脳が持っている機能がそうさせているのです。
つまり、小さな危険(不機嫌な上司)を察知したことで、不安という感情が起き、行動が抑制されている状態の1つの例と言えます。
一方で、これらの反応は効果的である場合と、そうでない場合があります。自分自身の外界の認知や、それに対するリアクションに無自覚な状態でいると、意図せず、自分が望ましいと思っていない方向に自分のリアクションが向いてしまっていることは、人間の脳の特性上、よく起きてしまうことなのです。
EQの能力開発は、こうした外界から受ける刺激をどのように受け取ったのか自覚し(湧いてきた感情を自覚し)、自分はどう反応する傾向があるのかを理解した上で、意図する行動選択を行う力を開発します。
世の中は、高度な情報社会となってきていますが、そうなる前から、私たちは何らかの情報を活用しながら行動選択や意思決定をしています。感情という誰もが持つ脳から発せられるメッセージを重要な情報として、思考に結びつけ、望ましい行動を吟味する、選択する力を開発していくことがEQの能力開発と言えます。
能力開発をスタートしましょう
さて、能力開発のスタートにおいて重要なことは、現状の自分の能力の状態を確認することと言えるのでは無いでしょうか?自分の強みはどこにあり、どこに課題があるのか。これが可視化されることで、効果的な能力開発に繋がります。
もしかすると、私たちが慣れ親しんでいる「テスト」は、能力開発の結果を評価するものだったかもしれません。
しかし、SEIとSEIを扱う資格も持ったアセッサーは、このEQ検査を、「結果を評価するもの」としては扱いません。受検者の能力の現状のバランスを確認し、受検者自身が深く内省することを支援しながら、効果的な能力開発の方向性を見出す手助けをしていきます。
上の図は、シックスセカンズのEQモデルです。
SEIも、このEQモデルに従って、知る、選ぶ、活かすの3つの探究領域に対して現状を見える化してくれます。
そして、SEIのとても大きな特徴として、「成果を生み出す能力のレベル(サクセスファクター)」と、「その能力を支えているEQ」を測っている世界で唯一のEQアセスメントであることが挙げられます。
これが冒頭に書いた
人は、知識をたくさん持っていたり、いろいろなことを知っているだけでは、成功する・・もう少し異なる表現をするならば幸せになるとは限らない
につながる部分です。
これまで蓄えてきたたくさんの知識や経験を社会の中で活用する、つまりあなた自身を活かしていくためには、何かを知っている以外の力も必要であるということなのです(もちろん、知識を持っていること、豊富な経験があることはとても重要で、それを否定するものではありません)。
次回は、このサクセスファクターとEQのつながりについて書いてみたいと思います。
2023/12/11〜2024/1/11の1ヶ月間、 Hyper-collaborationのEQ検査 SEIの受検+デブリーフィングの費用を30%ディスカウントするクーポンを発行します。
Hyper-collaboraitonでは、これまで、のべ500名以上の方々にSEIのデブリーフィングをご提供してきており、経験を積んだアセッサーが皆様の能力開発のお手伝いをさせていただきます。
クーポンコードは以下となります:
SEIkeytosuccess24
2023/12/11よりご利用可能です。どうぞ下記よりお申し込みください。
クーポンコードは、お申し込み時、下図の画面で、[クーポンコードを入力] をクリックしてご利用ください。